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さんじゅうこわい

30歳になるのがこわい

クッキーの呪縛

自分のこと

文章を書くのが苦手。

今日も仕事で本社向けのレポートを書かなきゃいけなかったんだけど、締め切りギリギリまで溜め込んでおいて上司に指導されながら書き上げた。

7年目にしてこのざま。

 

過去には小学1年生のとき、クラスだったか学年だったか定かではないけれど、作文代表に選ばれたことがある。

代表の作文は県の作文集に載るかどうかの審査をうけ、選ばれた作文が作文集に収載され発売されるという仕組みだった。

今も忘れないが私の作文のタイトルは「クッキーをやいたこと」

友人が我が家へやって来て、母といっしょにクッキーを焼いたという超ハッピーな題材だった。

審査に出すために私一人と担任の先生とで教室に居残り、推敲を重ねた。

当時は選ばれた嬉しさから、大喜びで居残っていた。

一生懸命清書した私のスイートな作文は審査へ、そして落選した。

 

小学1年生にして初めての挫折を味わった。

母がその作文集を買ってくれたが、入選したおともだちたちの作文はたしかにどれも立派だった。

印象的だったのは近親者が重病になったり、亡くなったことを作文にしているおともだちが多かった。

今思えば、そんなヘビーな題材にスイーツで立ち向かうには相当の文章力が必要だったのだろう。

自分の実力不足を認識するとともに、「同い年でこんなにかなしい体験をしている子達がいるんだ、人生ってつらい!」と思った。

小学1年生の私にとってはあまりにもショッキングだった。

こんな軽いタイトルで審査に出してしまった担任の先生を逆恨みする勢いだった。

 

その後作文で代表に選ばれることは一度もなかった。

 

以降私は作文というものが苦手になった。

文章を書くのはどうしても暗い気持ちになる。

だからこのブログはネガティブだし、会社のレポートも後ろ向きなことばかり書いて修正される。

 

クッキーをやいたことの呪縛から逃れられないのだ。